テレビCMをインプレッション換算すると?
こんにちは!デジタルインテリジェンスの広報・PR担当の詩(うた)です!今回は、テレビCMをインプレッション(表示回数)で評価する大切さについて紹介します。
弊社では、テレビCMをインプレッションで評価することを推奨しています。ここで言うテレビCMのインプレッションは「リーチ人数×接触回数」で算出します。1台のテレビを3人で見ていて、そこにCMが放映されたら「リーチ3人×接触1回」、つまり3インプレッションになります。
過去に弊社が作成したテレビCMをインプレッション換算したレポートを見ながら、もう少し掘り下げていきましょう。以下の図表は、とある企業様の1キャンペーンをインプレッション換算したものとなります。具体的には、
● 2019年10~12月
● 関東エリア/約350GRP(世帯) ※SMART調べ というCMをインプレッション換算したものです。出稿金額は仮置きで%コスト80,000円としています。
個人全体で見ると、約2202万人の到達人数、8603万インプレッションを記録したことがわかります。このCMの出稿金額は約2800万円でしたので、1000回表示あたりの金額(CPM)は325円となります。
では、出稿規模によってCPMに変化が出てくるのかも見てみましょう。
以下の図は40本ほどのテレビCMについてインプレッション換算をして分析したものです。結果的には出稿規模によらず、概ねCPM400~500円程度に収まる傾向がわかりました。
インプレッション換算すれば、テレビとデジタルの効率化を図れる
ここで算出したCPMという数字は、デジタル広告のCPMと同一位相で比較することができます。つまり、単純に表示回数としてのコストについて、テレビとデジタルでどちらの効率がいいのか比べることができるのです。
このように、テレビCMをインプレッション換算すると、新しい切り口で分析ができます。何よりもデジタル広告との比較分析もしやすくなります。一度、皆さんの会社が放映したテレビCMもインプレッションで振り返ることをオススメいたします。
それでは、また次回お会いしましょう!